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J-GLOBAL ID:201502207738907632   整理番号:15A1203500

生物-非生物相互作用:ペプチド-グラフェン相互作用に影響する因子

Biotic-Abiotic Interactions: Factors that Influence Peptide-Graphene Interactions
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 36  ページ: 20447-20453  発行年: 2015年09月16日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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グラフェンと生物的物質との相互作用は高感度センサなどへの応用が検討されている。著者らはグラフェンと生物的物質,特にペプチド,との相互作用に影響する因子としてグラフェン品質,グラフェンの層数,グラフェン下層の基板の材質,を実験と計算の両面から検討した。CVDで成長させたグラフェンはシリコン基板のエッチング剤に依存して均一なボイドのないグラフェン(U-グラフェン)と不均一でボイドのあるグラフェン(NU-グラフェン)が存在した。この2種類のグラフェンの層数1~8の材料についてグラフェン平面結合ペプチド(CBP)とグラフェン稜結合ペプチド(GBP)の結合を石英結晶微量天秤(QCM)で測定した結果,CBPの結合量はU-グラフェン>NU-グラフェンとなり,層数による差は小さいことが分かった。またGBPでは層数1,4ではNU-グラフェン>U-グラフェンであったが,層数8では逆転した。基板についてTiO2,SiO2,Cuを比較した結果,基板の影響は小さかった。ペプチドとの相互作用にはグラフェンの品質が最も大きく影響することが分かった。分子動力学による計算機シミュレーションでも一致する結果が得られた。本手法はペプチドの標的分子との相互作用を定量的に測定することを可能とするものであり,ファージディスプレイ研究の有力なツールとなりうる。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物理的手法を用いた吸着の研究  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  炭素とその化合物 

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