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J-GLOBAL ID:201502292481092132   整理番号:15A0659467

凝集誘起発光を基とする蛍光pH及び温度センサ ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド-co-テトラ(フェニル)エテンアクリラート/ポリ(メタクリル酸)相互侵入高分子ネットワークでの高分子相互作用の検討

Aggregation induced emission based fluorescence pH and temperature sensors: probing polymer interactions in poly(N-isopropyl acrylamide-co-tetra(phenyl)ethene acrylate)/poly(methacrylic acid) interpenetrating polymer networks
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資料名:
巻:号: 21  ページ: 5490-5498  発行年: 2015年06月07日 
JST資料番号: W2383A  ISSN: 2050-7526  CODEN: JMCCCX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高分子量(14000-17000)及び低多分散性指標(1.3-1.4)をもつ凝集誘起発光(AIE)活性共重合体P1~P6を,N-イソプロピルアクリルアミド(NIPAM)とテトラ(フェニル)エテン(TPE)系アクリラートモノマーとの共重合により調製した。共重合体P1~P6はポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)と同等の熱安定性を示すが,そのガラス転移温度は純PNIPAMより7~9°C高い。共重合体P1~P6は通常の有機溶媒並びに水に可溶である。これらはPNIPAMに同程度の温度感受性を維持しているが,その低い臨界溶液温度(LCST)はTPE含有量の増加と共に低下する。モル比P1~P6/ポリ(メタクリル酸)(PMAA)とpHを変えることによって,複合体P1~P6-PMMAを,蛍光分光法と動的光散乱(DLS)によって調べた。これら複合体はTHF中で非発光性であり,その蛍光は水の添加で発する。更に,その蛍光は高分子間結合による相互侵入高分子ネットワーク(IPN)の生成でpH値の低下で高められる。蛍光分光法とDLSの結果からも加熱でのIPNの相転移挙動はpH変化で大きく変えられることが明らかになった。pHが7.0から4.0へ低下するとPNIPAMに対して5°CまでIPNのLSCTが低下する。pH値を調節して生成した高分子間水素結合を解離することで,生成したIPNはLCST以下の温度で溶解度の低下なしに協調的に折り畳まれ,緻密な構造となる。従って,AIE活性部分をもつこれらの新しいIPNはドラッグデリバリーシステムとして使えると見られるが,これでは放出過程は蛍光分光法によって容易にモニタできよう。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分析機器  ,  高分子溶液の物理的性質 
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