抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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酸化鉄は室温の水溶液中でセチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)でキャップした金ナノロッド(AuNR)の表面に直接被覆し,AuNR@Fe_2O_3,AuNR@Fe_3O_4,とAuNR@Fe_2O_3@Fe_3O_4コア-シェルヘテロ構造をもたらした。酸化鉄シェルは均一で,滑らかであり特徴的多孔質構造であり,その厚さは容易に調整することができた。シェル形成はpHとCTAB濃度を含む反応パラメータに強く依存した。Fe_2O_3シェルは非晶質であり,ほぼ零残留磁化と保磁力を示し,一方,Fe_3O_4シェルはその低い結晶性と多孔質構造のために,約0.5emu/g~( 1)の低い飽和磁化を持つ強磁性であった。Auコアのプラズモン加熱により達成され高温では,Fe_2O_3シェルは非晶質からγFe_2O_3とαFe_2O_3相が,Fe_3O_4相はFe~2+の酸化のために消失した。光触媒性能の1.4倍増加は,Auコアによって提供されたプラズモン共鳴に起因して観察された。より多くの表面欠陥であるFe_3O_4シェル上に存在する,触媒反応中の表面に及ぼす試薬の吸着と活性化を促進するとしてFe_3O_4の光触媒効率はFe_2O_3よりも約1.7倍高かった。このアプローチはAu球状ナノ粒子とナノスターを含む他のナノ構造に容易に拡張できる。これらの非常に均一で多機能コア-シェルヘテロ構造は,エネルギー,磁気,及び環境応用の大きな可能性である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】