抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的;各群のHDL亜群の頻度分布特徴を分析し、アポリポ蛋白含有量とHDL亜群の含有量、分布変化の関係を検討した。方法;二次元電気泳動-ウエスタンブロット法を用いて、血清HDLサブクラスの含有量を測定し、KOLMOGOROV-SMIRNOVによりHDLサブクラスの分布タイプを測定し、直線相関及び多重線形回帰分析により、血清HDLサブクラスの分布とアポリポ蛋白の関係を分析した。【結果】;血清PREΒ2-HDL、HDL3A、HDL2A、HDL2Bは正規分布を呈し、PREΒ1-HDL、HDL3B、HDL3Cは非分布を示した。女性のHDL-C、APOAI、HDL2A及びHDL2Bの含有量は男性より著しく高く、PREΒ1-HDL及びHDL3Cの含有量は男性より顕著に低かった。相関分析により、APOAI含有量はすべての亜群のレベルと正の相関があることが分かった(R値は0.365~0.577の範囲、P〈0.01)。APOB100、APOCII、APOCIII、APOEはPREΒ1-HDL及びHDL3Aのレベルと正の相関があった(R値は0.139-0.489の範囲、P〈0.01)。しかし,HDL2AとHDL2Bのレベルとは負の相関があった(R=-0.122~-0.386,P<0.01)。多重線形回帰分析は以下のことを示した。APOA IはHDLの各亜群の含有量の変化に対する影響が最も大きい(Β値は0.385-0.601の範囲,P〈0.01)。結論;血清PREΒ2-HDL、HDL3A、HDL2A、HDL2Bは正規分布を呈し、PREΒ1-HDL、HDL3B、HDL3Cは非分布を示した。APOA IとHDLの各亜群の含有量はいずれも顕著な正の相関があり、そして亜群の含有量の変化に対する影響が最も大きかった。APOB100ととII、APOCIIIとAPOEは小粒子のPREΒ1-HDLと正の相関があった(R値は0.355-0.489の範囲、P〈0.01)。しかし,HDL2AまたはHDL2Bとは負の相関があった(R=-0.122~-0.386,P<0.01)。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】