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J-GLOBAL ID:201702248713111542   整理番号:17A0156172

黄色麹菌(Aspergillus flavus)によるアフラトキシンB1産生に及ぼす種々の穀粒の基質の栄養素の影響

Effects of Nutrients in Substrates of Different Grains on Aflatoxin B1 Production by Aspergillus flavus
著者 (8件):
資料名:
巻: 2016  号: Microbiology  ページ: ROMBUNNO.7232858 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本検討は種々の穀粒の間でアフラトキシンB1(AFB1)累積変化に影響を及ぼしている潜在的因子をよりよく理解することであった。栄養素組成と脱脂基質の含有量を測定し,さらに基質の栄養素含量に従って,Czapek-Dox培地中でのAFB1産生と菌糸成長に及ぼす澱粉,可溶性糖類,アミノ酸類および微量元素の影響について検討した。これらの結果は,基盤基質からの脂質の除去が黄色麹菌による基質のAFB1産生能を有意に低下させることを立証した。マルトース,グルコース,スクロース,アルギニン,グルタミン酸,アスパラギン酸および亜鉛はAFB1産生を1.7~26.6倍まで有意に誘導した。そしてスタキオースは他の栄養素より黄色麹菌の増殖をより有意に促進した。したがって,本検討は脂質に加えて,穀物の栄養素含量と組み合わせて,スクロース,スタキオース,グルタミン酸および亜鉛が黄色麹菌によって差別的に感染する様々な穀物において重要な役割を果たす可能性があることを実証した。特に,著者らが発見した穀類の2つの新しい栄養素(アルギニンとスタキオース)はそれぞれAFB1産生と黄色麹菌増殖を有意に刺激した。本結果は食物および動物飼料をAFB1汚染から保護するための抗真菌方法の新しい概念を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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微生物感染の生理と病原性 
物質索引 (8件):
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