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J-GLOBAL ID:201702281112047884   整理番号:17A0495931

創傷感染症に対する潜在的化合物として抗菌特性を有するシスタチンCペプチド模倣誘導体

Cystatin C peptidomimetic derivative with antimicrobial properties as a potential compound against wound infections
著者 (13件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 1431-1439  発行年: 2017年02月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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構造的にヒトシスタチンCのN末端フラグメントに基づくA20(シスタペプ1)と呼ばれるペプチド模倣物は強い抗菌特性を有することが知られている。A20は,メチシリン耐性S.aureus(MRSA)を含む感染した創傷からよく単離されるいつくかの細菌株に対して高い活性を示す。本研究では,創傷感染の治療におけるA20の治療可能性を探究した。ヒトケラチノサイトの増殖および生存率に対するA20の細胞傷害性,アレルギー性および影響を解析した。さらに,これまでに報告されているA20の抗菌作用を細菌の参照株で確認し,いくつかの他株において拡張した。A20は最小阻害(MIC)および最小殺菌濃度(MBC)が8-128μg/mLのグラム陽性菌に対して高活性を示した。A20は50μg/mLまでの濃度では初代ヒトケラチノサイトの増殖に影響しなかった。同時に,in vitroにおいて好塩基球または好中球を含む末梢血単核細胞(PBMCs)を活性化しなかった。興味深いことに,A20は活性化PBMCsによるTh2サイトカイン(IL-4およびIL-13)の産生に影響を及ぼすことで,免疫調節機能を示すことがわかった。また,ヒト血漿中において少なくとも48時間は分解に対して耐性であった。本結果,A20は多剤耐性菌に対して有効であり,安全性が高く,有望な抗菌薬候補となることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
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ペプチド  ,  抗細菌薬の基礎研究 
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