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J-GLOBAL ID:201702286453194290   整理番号:17A0758338

コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata)におけるBacillus thuringiensis Cry3Aa毒素機能的受容体としてのADAM10メタロプロテアーゼの検証【Powered by NICT】

Validation of ADAM10 metalloprotease as a Bacillus thuringiensis Cry3Aa toxin functional receptor in Colorado potato beetle (Leptinotarsa decemlineata)
著者 (10件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 204-214  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1733A  ISSN: 0962-1075  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Bacillus thuringiensisパラ胞子結晶蛋白質(Cry蛋白質)は,その毒性作用を発揮する感受性昆虫の中腸細胞の刷子縁膜上の特異的受容体分子に結合する殺虫性細孔形成毒素である。コロラドハムシ(CPB),甲虫類害虫では,以前にCPB ADAM10メタロプロテアーゼとCry3Aa毒素の相互作用はこの毒素の作用様式の重要な部分であることを提案した。ここでは,CPBゲノム配列決定プロジェクトにおけるADAM10メタロプロテアーゼ蛋白質(CPB ADAM10)をコードする遺伝子配列を注釈付けし,RNA干渉遺伝子サイレンシングを用いて,CPB ADAM10はCPBのCry3Aa毒素の機能的受容体であることを示した。Cry3Aa毒性はCPB ADAM10サイレンス幼虫で有意に低く,in vitroでの毒素細孔形成能力はCPB ADAM10サイレンス幼虫から調製したCPB刷子縁膜小胞(BBMV)と融合した脂質平面二分子層で大幅に減少した。この毒素はCPBにおけるADAM10の基質であることを示したという著者らの以前のデータと一致して,CPB BBMVはADAM10を欠いた時,Cry3Aa毒素膜結合蛋白質分解が変化した。CPBにおけるCry3Aa毒素受容体としてCPB ADAM10の機能的検証は,無脊椎動物種に対するヒトにおける細孔形成毒素の病原性決定因子としてのADAM10の既に広く認められている役割を拡大している。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
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細胞膜の受容体  ,  害虫に対する農薬  ,  進化論一般  ,  無脊椎動物ホルモン  ,  昆虫・ダニによる植物被害 

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