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J-GLOBAL ID：201102241289102008   整理番号：11A1262608

平板細胞形態のカイラリティが左右非対称上皮の形態形成に寄与する

Chirality in Planar Cell Shape Contributes to Left-Right Asymmetric Epithelial Morphogenesis

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著者 (10件)： TANIGUCHI Kiichiro (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  MAEDA Reo (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  ANDO Tadashi (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  OKUMURA Takashi (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  NAKAZAWA Naotaka (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  HATORI Ryo (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  NAKAMURA Mitsutoshi (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  HOZUMI Shunya (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  FUJIWARA Hiroo (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  MATSUNO Kenji (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN)
資料名： Science  (Science)
巻： 333  号： 6040  ページ： 339-341  発行年： 2011年07月15日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ショウジョウバエ胚性後腸は左右(LR)非対称を示し,その管構造形成にはミオシンIDが関与する。後腸上皮細胞が後腸反転前の面内にLR極性を採用している。本細胞の平板形状の鏡像が元の細胞形状に重複しないことから,この新規細胞挙動を平板的細胞形状カイラリティ(PCC)と命名した。PCC形成に関与する遺伝子として,細胞境界域に非対称に分布するEカドヘリンを同定した。E-カドヘリンはミオシンID下流で機能し,これら2つの遺伝子は正常なLR非対称発生のために反転直前の後腸上皮に必要なことを指摘した。ミオシンIDはPCCのLR極性を切替え,E-カドヘリンリサイクリングに関与し,細胞カイラリティがLR非対称形態形成に寄与することを証明した。

シソーラス用語： 非対称性 ,  *上皮細胞 ,  *後腸 ,  カイラル対称性 ,  形態形成 ,  胚発生 ,  *E-カドヘリン ,  *ミオシン ,  遺伝子発現 ,  細胞分化 ,  極性 ,  ショウジョウバエ属 ,  分子遺伝現象 ,  分化 ,  発生生理 ,  ハエ目 ,  無脊椎動物
準シソーラス用語： ショウジョウバエ

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  発生と分化  (EJ16020W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 平板 ,  細胞形態 ,  カイラリティ ,  非対称 ,  上皮 ,  形態形成