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J-GLOBAL ID：201102282978473046   整理番号：11A0408037

細胞膜機能から引き出された新規な重合体生体材料とインターフェイス

Novel polymer biomaterials and interfaces inspired from cell membrane functions

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著者 (6件)： ISHIHARA Kazuhiko ,  GOTO Yusuke ,  TAKAI Madoka ,  MATSUNO Ryosuke ,  INOUE Yuuki ,  KONNO Tomohiro
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1810  号： 3  ページ： 268-275  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオサイエンス,生体工学および医薬品科学におけるどのような設備と装置を開発するにも,人工系と生物系のインターフェイスで優れた生体適合性を有する材料が求められている。インターフェイスでの不都合な生物学的応答の抑制は表面での生体分子の真の機能を理解するために最も重要である。そこで,そのような生体材料を設計,調整すべきである。生体材料を設計する最善の方法の一つは細胞膜構造の模倣により生み出された。それはリン脂質二重層膜と,埋め込まれた蛋白質と多糖類から構成された。細胞膜様構造の表面は,基盤および複合生体分子としてのリン脂質重合体の分子組込みにより人工的に構築した。ここに,人工細胞膜構造に認められる高度な生物学的機能を有するバイオインターフェイスの有効性としてそれを取り込んだ。不都合な生物応答の抑制と多用途な生物医学応用の達成に非特異的蛋白質吸着の低減は必須だった。それと同時に,リン脂質重合体基盤での生体分子の生物共役は高性能インターフェイスに極めて重要だった。生体分子に基づく生体適合性と生体機能性の両方を有するバイオインターフェイスは,ナノバイオサイエンスとナノ医療分野に応用される先進装置に組み込むべきである。この論文は′ナノテクノロジー-生物医学での新たな応用′と題した特集号の一部である。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *細胞膜 ,  *機能 ,  *重合体 ,  *インタフェイス ,  リン脂質 ,  脂質二分子膜 ,  タンパク質 ,  多糖類 ,  分子 ,  医学 ,  吸着 ,  生体適合性 ,  ライフサイエンス ,  ナノテクノロジー ,  顕微鏡観察 ,  細胞内分布 ,  経時変化 ,  *バイオインタフェイス ,  リン脂質ポリマ ,  *生体機能 ,  生体分子 ,  蛋白質吸着 ,  *細胞内膜系
準シソーラス用語： ナノ医療 ,  バイオサイエンス ,  基盤 ,  *生体材料 ,  生物医学

分類 (2件)： 生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  高分子固体の物性一般  (CG02021V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 細胞膜 ,  重合体 ,  生体材料 ,  インターフェイス