文献
J-GLOBAL ID:201202299029846343   整理番号:12A0364226

血管原性アストロサイト鋳型の形成は,HIF-1依存的に神経網膜により調節される

The formation of an angiogenic astrocyte template is regulated by the neuroretina in a HIF-1-dependent manner
著者 (10件):
資料名:
巻: 363  号:ページ: 106-114  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
血管および神経系は高度のクロストークを示し,互いに機能的に依存する。中枢神経系の血管新生において,アストロサイトは低酸素誘導因子(HIF)依存的に組織酸素レベルを感知し,VEGFを分泌することにより低酸素領域への血管の成長を制御すると考えられている。しかし,最近の遺伝学的証拠はアストロサイトのHIFだけではなくアストロサイトのVEGFの発現も網膜の発生上の血管新生に必要ないことを立証している。本研究は,低酸素に対する細胞反応に関与する鍵となる転写因子,低酸素誘導因子1αサブユニット(HIF-1α)が神経網膜,特に網膜前駆細胞(RPC)で最も豊富に発現することを立証する。HIF-1αの神経網膜特異的ノックアウト(αCre+Hif1αflox/flox)は,先端細胞糸状突起の減少と血管分岐の減少により特徴付けられる傷害された血管発生を示した。アストロサイトネットワークは,αCre+Hif1αflox/floxマウスで低形成であった。機構的に,アストロサイトのマイトジェンである血小板由来増殖因子A(PDGF-A)は αCre+Hif1αflox/floxマウスの神経網膜で下方調節された。PDGF-Aの補充は,αCre+Hif1αflox/floxマウスにおける減少したアストロサイトと血管密度を回復した。我々のデータは,アストロサイトではなく神経網膜が,血管原性アストロサイト鋳型を調節することにより網膜の血管発生を最終的に制御する主要な酸素センサーとして作用することを立証する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生と分化  ,  視覚 

前のページに戻る