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J-GLOBAL ID：201302279347397066   整理番号：13A1017648

Hit Count Dance-検索エンジンのヒット数に対する信頼性検証-

著者 (3件)： 舟橋卓也 (早稲田大 大学院基幹理工学研究科) ,  山名早人 (早稲田大 理工学術院) ,  山名早人 (国立情報学研)
資料名： 日本データベース学会論文誌  (Journal of the DBSJ)
巻： 9  号： 1  ページ： 18-22  発行年： 2010年06月25日 
JST資料番号： L5754A  ISSN： 1883-1060  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Web検索エンジンでクエリキーワードがどの程度利用されているかを取得する方法の1つとしてヒット数を利用する方法ある。本研究では信頼性のあるヒット数の取得方法について提案した。検索エンジンのヒット数はさまざまな状況で変動するもので,この変動を”Hit Count Dance”と称した。著者らはヒット数が変動するケースを,1)「検索」ボタンを何度もクリックした場合,2)「次へ」ボタンを何度もクリックした場合,3)検索する日時を変えて検索した場合に分類し,それぞれの場合でヒット数の信頼性を検証した。検証はGoogleなどが提供する検索APIを通して,上記の3つの場合について10000個のクエリキーワードを用いて行い,2)のケースで検索開始オフセットが最大のときに得られるヒット数が,信頼できるものであることを確認した。

シソーラス用語： 情報システム ,  質問 ,  システムインタフェイス ,  *情報検索 ,  *信頼性 ,  Web検索エンジン ,  アプリケーションプログラミングインタフェイス
準シソーラス用語： API【計算機】 ,  *キーワード検索 ,  クエリー ,  *情報の信頼性

分類 (1件)： データベースシステム  (JD03030U)

引用文献 (10件)：

• [1] A. Kilgarriff and G. Gefenstette. "Introduction to the Special Issue on the Web as Corpus", J. of Computational Linguistics, Vol.29, No.3, pp.333-347. (2003).
• [2] R. L. Cilibrasi and P. M. B. Vitanyi. "The Google Similarity Distance", IEEE Trans. on Knowledge and Data Engineering, Vol.19, No.3, pp.370 -383 (2007).
• [3] Y. Matsuo, T. Sakai, K. Uchiyama and M. Ishizuka. "Graph-based Word Clustering using Web Search Engine", Proc. of the Conf. on Empirical Methods in Natural Language Processing, pp.542-550 (2006).
• [4] A. Kilgarriff. "Googleology is Bad Science", J. of Computational Linguistics. Vol.33, No.1, pp.147-151 (2007).
• [5] M. Thelwall. "Quantitative Comparisons of Search Engine Results", J. of the American Society for Information Science and Technology, Vol.59, No.11, pp.1702-1710 (2008).

タイトルに関連する用語 (3件)： DANCE ,  検索エンジン ,  検証