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J-GLOBAL ID：201402292833505249   整理番号：14A0998813

視方向に対する標識の水平角が煙中の視認距離に与える影響 誘導灯及び案内標識の視認性

THE EFFECT ON ACUTE YAW ANGLES WITH VIEW DIRECTION THROUGH FIRE SMOKE-Visibility of the emergency sign and the direction sign-

著者 (3件)： 藤井皓介 (早稲田大 大学院人間科学研究科) ,  佐野友紀 (早稲田大 人間科学学術院) ,  大宮喜文 (東京理大 理工)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 702  ページ： 639-648  発行年： 2014年08月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉄道駅構内における煙中の誘導標識・誘導灯の視認性に関して,煙濃度及び水平角別が視認距離に及ぼす影響を研究した。スモークジェネレータを使用し濃度の異なる煙を発生させた実験室で,設置角度の異なる誘導灯と案内標識を被験者が認識できる位置を申告させた。減光計で測定した電圧から減光係数を算出して煙濃度を数値化した。水平角を被験者が正対時に視認する表示面面積(正対面積)に換算し,視認距離を減光係数,正対面積について相関分析を行い各標識に関して視認距離の最小2乗法による直線回帰式を求め,モデル診断により曲線回帰式を求めた。これらに基づいた予測式を導き,消防法の有効範囲における減光係数などの適用範囲を示して実際の駅構内空間における避難計画への実用可能性を示唆した。

シソーラス用語： 水平角 ,  *道路標識 ,  *表示灯 ,  性能評価 ,  実験装置 ,  方向 ,  視線 ,  距離 ,  可視度 ,  係数 ,  面積 ,  電圧 ,  統計解析 ,  最小二乗法 ,  予測技法 ,  鉄道駅 ,  *防災計画 ,  濃度分布 ,  視認 ,  *火災 ,  *避難 ,  誘導 ,  煙制御 ,  回帰分析 ,  実験式 ,  *案内標識 ,  回帰式 ,  相関分析
準シソーラス用語： スモークジェネレータ ,  減光係数 ,  視方向 ,  正対面積 ,  *誘導灯

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  火災  (RA02020B)

引用文献 (13件)：

• 神 忠久 : 煙中の誘導標識の見透し距離について (I), 日本建築学会論文報告集, 第182号, pp.21-32, 1971. 4
• 神 忠久 : 煙中の誘導標識の見透し距離について (II), 日本建築学会論文報告集, 第192号, pp.41-47, 1972.2
• 神 忠久 : 煙中の誘導標識の見透し距離について (III), 日本建築学会論文報告集, 第204号, pp,47-53, 1973.2
• 山田常圭 : 煙中における誘導灯及び各種照明器具の見透し距離(その 1), 新旧避難口誘導灯の比較, 日本建築学会大会学術講演梗概集, A-2, pp.139-140, 2002. 8
• 森山修治ほか : 大規模地下街における避難行動特性に関する実験研究, 実験概要と避難経路・避難出口の選択性, 日本建築学会環境系論文集, 第637号, pp.233-240, 2009.3

タイトルに関連する用語 (7件)： 標識 ,  水平角 ,  煙 ,  視認 ,  誘導灯 ,  案内標識 ,  視認性