特許
J-GLOBAL ID:201603013016935129

食肉の加熱処理状況の判定方法、食肉の加熱処理状況の判定装置及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-231539
公開番号(公開出願番号):特開2016-095230
出願日: 2014年11月14日
公開日(公表日): 2016年05月26日
要約:
【課題】食肉試料の加熱処理状況を、SDS-PAGEのような従来方法より高効率高精度で判定する。【解決手段】試料10を1分間加熱温度既知の食肉の参照用サンプルとして、発光/受光部110によりコヒーレント光を試料10に照射してラマン散乱光を含む散射光を受光し、データ採取部130がスペクトルのデータを採取して特定部150がアミド1バンドのピーク位置を特定する。特定部150は、タンパク質由来の指標ピークを持ち脂質由来の指標ピークの強度が基準以下のスペクトルのデータを1分間加熱温度に対応付けて参照テーブルとして保持部170に格納する。試料10を1分間加熱温度未知の食肉の被検サンプルとして、特定部150はデータ採取部130が採取した被検サンプルのスペクトルのデータからアミド1バンドのピーク位置を特定し、判定部180が保持部170に格納された参照テーブルを参照して対応する1分間加熱温度を判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
食肉の参照用サンプルを振動スペクトル分光分析法における分析対象として、前記参照用サンプルの加熱処理状況を変えながらスペクトルのデータを採取する第1のステップと、 前記採取されたスペクトルのデータから、前記加熱処理状況の個々の条件に対応して前記参照用サンプルに含まれるタンパク質由来のスペクトル軸における個々のピーク位置を特定する第2のステップと、 前記加熱処理状況の個々の条件に対応する前記個々のピーク位置をプロットすることによって得られた参照テーブルを保持する第3のステップと、 食肉の被検サンプルを対象として、前記振動スペクトル分光分析法を用いて前記被検サンプルに含まれるタンパク質由来のスペクトル軸におけるピーク位置を特定する第4のステップと、 前記参照テーブルを参照して、前記被検サンプルの特定されたピーク位置から前記被検サンプルの加熱処理状況を判定する第5のステップと を含むことを特徴とする食肉の加熱処理状況の判定方法。
IPC (3件):
G01N 21/65 ,  G01N 33/12 ,  G01N 21/359
FI (3件):
G01N21/65 ,  G01N33/12 ,  G01N21/359
Fターム (22件):
2G043AA01 ,  2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043CA05 ,  2G043DA01 ,  2G043EA03 ,  2G043FA05 ,  2G043HA04 ,  2G043JA01 ,  2G043KA01 ,  2G043KA09 ,  2G043LA01 ,  2G059AA01 ,  2G059AA05 ,  2G059BB11 ,  2G059CC13 ,  2G059CC16 ,  2G059EE01 ,  2G059EE12 ,  2G059GG01 ,  2G059HH01 ,  2G059KK01

前のページに戻る