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J-GLOBAL ID：201702274084103090   整理番号：17A1048654

火災の影響を受けたコンクリートの化学的変化に関する一検討

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著者 (4件)： 吉田夏樹 (日本建築総合試) ,  新大軌 (島根大 大学院総合理工学研究科) ,  木野瀬透 (日本建築総合試) ,  俵あかり (日本建築総合試)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 39  ページ： ROMBUNNO.1100  発行年： 2017年06月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,火害を受けたコンクリートにおいて,コンクリート表面から深さ方向への化学的変化の特徴を連続的に捉えることを目的とし,90×90×30cmの試験体を対象とした加熱実験を行った。加熱実験の結果,表面から深さ方向へ温度勾配が生じ,受熱温度に応じた化学的変化を捉えることができた。450~600°CではCa(OH)₂の分解,600~700°CではCaCO₃の分解やβ-C₂Sの生成が確認された。約100°Cで水分蒸発が顕著となり,100°C以上では含水率が大きく低下した。中性化領域を除く低含水率領域では,フェノールフタレイン溶液による発色が濃くなることが分かり,熱の影響範囲を簡便に調査できる可能性を見出した。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート ,  *火災 ,  加熱 ,  試験 ,  水和物 ,  *中性化 ,  深さ ,  *化学反応 ,  含水量 ,  温度 ,  加熱試験 ,  中性化深さ ,  *受熱温度
準シソーラス用語： 化学変化 ,  含水率

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  火災  (RA02020B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 火災 ,  コンクリート ,  化学的変化