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J-GLOBAL ID：202102225603479442   整理番号：21A0307038

X線自由電子レーザーを用いたレーザーピーニングにおける相変態の観察

Observation of Phase Transformation in Laser Peening Process Using X-ray Free-Electron Laser

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著者 (7件)： 宮西宏併 (理研 放射光科学研究セ) ,  栗田隆史 (浜松ホトニクス) ,  弘中陽一郎 (大阪大 レーザー科研) ,  尾崎典雅 (大阪大 レーザー科研) ,  尾崎典雅 (大阪大 大学院工学研究科) ,  三浦永祐 (産業技術総合研) ,  重森啓介 (大阪大 レーザー科研)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 49  号： 1  ページ： 17-21  発行年： 2021年01月20日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,レーザピーニングプロセスにおける304オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)の相変態過程の実験的研究をレビューした。光学レーザ励起のX線自由電子レーザプローブのin situ時間分解X線回折測定は,レーザピーニングプロセスの間に起こる,衝撃圧縮と解放の下でのSUS304のγ-オーステナイトからα′-マルテンサイトの形成過程を明らかにした。結果は,衝撃圧力放出波に起因する高速引張歪速度変形がγ-オーステナイトから過渡的ε-マルテンサイトへの変態のかなりの量を駆動し,そこでは過渡的ε-マルテンサイトがα′-マルテンサイトへの変態の中間相として作用することを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *X線自由電子レーザ ,  *ピーニング ,  パルスレーザ照射 ,  *相変態 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  マルテンサイト ,  プローブ ,  爆縮 ,  X線回折 ,  中間相 ,  歪速度 ,  *レーザピーニング ,  引張歪 ,  形成過程
準シソーラス用語： レーザプローブ ,  実験的研究

分類 (2件)： その他のレーザ  (BD04090H) ,  レーザ照射・損傷  (BK16040S)

引用文献 (26件)：

• A. Azhari, S. Sulaiman, and A. K. P. P. Rao: Conf. Ser. Mater. Sci. Eng. 114 (2016) 12002.
• M. Tai and C. Miki: Weld. World 58 (2014) 307.
• M. Kobayashi, T. Matsui, and Y. Murakami: Int. J. Fatigue 20 (1998) 351.
• M. Malaki and H. Ding: Mater. Des. 87 (2015) 1072.
• P. Peyre and R. Fabbro: Opt. Quantum Electron. 27 (1995) 1213.

タイトルに関連する用語 (4件)： X線自由電子レーザー ,  レーザーピーニング ,  相変態 ,  観察