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J-GLOBAL ID：200902224569123477   整理番号：09A0816474

超音波依存性産生と分解は最小径アミロイドフィブリルを導く

Ultrasonication-dependent production and breakdown lead to minimum-sized amyloid fibrils

著者 (7件)： CHATANI Eri ,  LEE Young-Ho ,  YAGI Hisashi ,  YOSHIMURA Yuichi ,  NAIKI Hironobu (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  NAIKI Hironobu (JST-CREST) ,  GOTO Yuji
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 27  ページ： 11119-11124  発行年： 2009年07月07日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超音波はアミロイド形成蛋白質の単量体分解を誘発し,アミロイドフィブリルを形成するが,生成したフィブリルをより短いフィブリルに分解する。今回,超遠心分離法を用い,透析関連アミロイド症の原因となる蛋白質で,超音波パルスで自発的に生成するβ₂-ミクログロブリン(β2-m)のアミロイドフィブリルの径分布を検討した。沈降速度法で超音波により産生したアミロイドフィブリルは均一性であった。超音波パルスは,ほぼ1,660,000の平均分子量(140-me)の単分散性アミロイドフィブリルを調整する上に有用であることを示した。最小の単分散性フィブリルの産生は,フィブリル産生とフィブリル分解間の競合条件下,最小自由エネルギーにより達成した。この均質性小フィブリルはアミロイドフィブリルの構造と動力学を特徴付ける上に有用であり,アミロイド症の分子理解を促進すると結論した。

シソーラス用語： 超音波 ,  *アミロイド ,  フィブリル構造 ,  アミロイドーシス ,  *β2ミクログロブリン ,  自由エネルギー ,  超遠心 ,  沈降速度 ,  粒度分布 ,  変性 ,  顕微鏡観察
準シソーラス用語： アミロイド線維 ,  蛋白質変性 ,  原子間力顕微鏡法

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 超音波 ,  依存性 ,  分解 ,  最小径