抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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本報告では2つのマイクロホンアレーを用いて,特定の2次元領域(エリア)内に存在する音源を強調して収音する手法を提案する。筆者らによる以前の報告では収音したい2次元領域とマイクロホンアレーに挟まれた領域には音源が無いと仮定していたため,そのような領域に位置する雑音を抑圧することはできなかった。提案法では音源の位置をあらかじめ大まかに推定し,その推定結果を用いることによって,収音したい領域以外の全ての音を抑圧することが可能になる。実環境実験により,従来法では殆ど抑圧できなかった雑音源に対しても,提案法を用いることで6~10dB程度の抑圧性能を実現できることを確認した。(著者抄録)