特許
J-GLOBAL ID:200903014314828255

タービン最適負荷配分方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109478
公開番号(公開出願番号):特開平10-301603
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 効率特性が異なる複数タービンに対し線形計画問題の解法を適用し、タービンの蒸気負荷配分を短時間で最適化計算により求める。【解決手段】 複数タービンのタービン複合プラント10の各タービン14の出力特性曲線の効率極大点を検出手段21で求めるステップST1と、この効率極大点を結んだ区分線形化出力特性関数を特定手段22で求めるステップST2と、この出力特性関数、タービンの通過蒸気量と出力の関係が所定条件を満たすか否かを判定手段23で判定するステップST3と、通過蒸気量と出力の関係が所定条件を満たすと判定された場合、区分線形化出力関数に対する所定評価関数式と制約条件式から定義される区分線形計画問題を演算手段25により計算して解を求めるステップST4と、この解をプラント10の各々のタービンの運転の最適負荷配分値の近似解として出力手段26から出力するステップST5とを備える。
請求項(抜粋):
複数のタービンを有するタービン複合プラントに対して、各タービンの出力状態に基づいて前記タービン複合プラントを制御するタービン最適負荷配分方法において、前記タービン複合プラントを構成する各々のタービンの出力についての非線形計画問題を含む出力特性曲線における効率極大点を求める第1のステップと、前記第1ステップにより求められた効率極大点を用いることにより得られる区分線形化された出力特性関数を求める第2のステップと、前記第2のステップにより求められた区分線形化出力特性関数において、タービン通過蒸気量とタービン出力との関係が所定の条件を満たしているか否かを演算して判定する第3のステップと、前記第3のステップにより前記タービンにおける通過蒸気量と出力との関係が前記所定の条件を満たしているものと判定された場合に、前記区分線形化出力特性関数に関する所定の制約条件式および評価関数式により定義される区分線形計画問題の解を求める第4のステップと、前記第4のステップにより求められた解を、前記タービン複合プラントを構成する各々のタービンの運転を最適に制御する最適負荷配分値の近似解として出力する第5のステップと、を備えることを特徴とするタービン最適負荷配分方法。
IPC (3件):
G05B 13/02 ,  F01D 17/24 ,  F01K 13/02
FI (3件):
G05B 13/02 K ,  F01D 17/24 A ,  F01K 13/02 F
引用特許:
審査官引用 (3件)

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