特許
J-GLOBAL ID:200903096436131146

細胞精製チップおよび装置および細胞・微粒子分離チップおよび装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小林 浩 ,  片山 英二 ,  藤田 尚 ,  鈴木 康仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-202564
公開番号(公開出願番号):特開2008-301805
出願日: 2007年08月03日
公開日(公表日): 2008年12月18日
要約:
【課題】基板上に形成する流路を用いて細胞を精製する細胞精製チップおよび装置および細胞・微粒子分離チップおよび装置を提供すること。【解決手段】層流を形成し、その中心を一列に一定の間隔で細胞が流れる機能を有する流路と、流路中の細胞を観察し識別する手段と、上記流路の脇に形成された3つ以上の小さな窪みと、その各窪みの底面部分に導入されたゲル電極(導電性アガロース層)と、この各アガロース層に細胞の種類の違いに応じて選択的に電位を与えて、細胞を1個単位でこの窪みに導入する。窪みに導入された細胞は各アガロース層に選択的に導入時と逆電位を与えて流路中に出す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
細胞を緩衝液とともに供給する手段、 前記細胞を前記緩衝液の層流として流下させる手段、 前記緩衝液の層流の前記細胞を個々に光学的に検出する領域、 前記緩衝液の層流の前記細胞を光学的に検出する領域より下流側に、前記緩衝液の層流に沿って流下方向に所定の間隔で配置された複数の細胞貯留部、 前記複数の細胞貯留部のそれぞれを前記緩衝液の層流に対して連通させるとともに前記細胞1個相当の通過を許す大きさの複数の開口部、 前記複数の細胞貯留部の前記開口部と反対側の位置に、前記複数の細胞貯留部に対応して独立に形成された電解質を含むゲルよりなる複数の第1の電極、 前記複数の第1の電極のそれぞれを前記複数の細胞貯留部内の緩衝液とそれぞれ接触させる複数の微細な開口、 前記緩衝液の層流に対して、前記細胞貯留部と反対側の位置に形成された電解質を含むゲルよりなる第2の電極、 前記第2の電極を前記緩衝液の層流と接触させる複数の微細な開口、および 前記緩衝液の層流の最下流の位置で流下してきた前記緩衝液を貯留する手段、 を基板上に備えることを特徴とする細胞精製チップ。
IPC (1件):
C12M 1/00
FI (1件):
C12M1/00 A
Fターム (4件):
4B029AA09 ,  4B029BB01 ,  4B029CC01 ,  4B029HA10
引用特許:
出願人引用 (2件)

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