抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,適応的な対応点推定に基づくモーフィングを用いたフレーム補間法を提案する。提案手法では,フレーム補間を行う処理対象の2フレーム間において,エッジなどの特徴を対応付ける点を推定し,その対応点に基づいてモーフィングを行うことにより,補間フレームを生成する。対応点を推定する際には,処理対象フレームを動物体領域と背景領域に分割し,それぞれの領域に適した手法を用いることで,高精度な対応点の推定を可能とする。このとき,提案手法では領域分割処理において,一時刻前の補間フレームとその領域分割結果を用いて検証を行うことで,高精度な背景領域と動物体領域の推定を可能とする。さらに,提案手法では得られた対応点を用いて補間フレームを生成する際に,動物体領域と背景領域を異なる処理により補間することで,動物体と背景の境界付近において高精度な補間を行うことを可能とする。(著者抄録)