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J-GLOBAL ID：201302215251604569   整理番号：13A0535110

個別車両データを用いた単路部ボトルネックにおける速度変動予測と車線変更誘導による渋滞抑止効果の検証

著者 (4件)： 塩見康博 (立命館大 理工) ,  谷口知己 (京大 大学院工学研究科) ,  宇野伸宏 (京大 経営管理大学院) ,  嶋本寛 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 高速道路と自動車  (Expressways and Automobiles)
巻： 56  号： 3  ページ： 30-40  発行年： 2013年03月01日 
JST資料番号： F0048A  ISSN： 0287-2587  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市間高速道路の単路部ボトルネックで発生する渋滞現象に着目し,ボトルネック地点とその上流地点に車両感知器が設置された区間を対象に,以下の2点について明らかにすることを試みた。1)ニューラルネットワークを援用した速度変動予測モデルを構築する,2)路車間通信を念頭に,車群分散・車線利用率の平準化のための車線変更誘導アルゴリズムを構築し,複数のシナリオを想定した上でその渋滞抑制効果を評価する。その結果,得られた知見は,ITS車載器による車線変更誘導システムを実運用する上で有用であると共に,運転者への注意喚起など効率性・安全性を向上する方策への応用が可能であることがわかった。

シソーラス用語： *高速道路 ,  障害 ,  *交通混雑 ,  変化 ,  ニューラルネットワーク ,  変動 ,  予測モデル ,  *走行速度 ,  状態 ,  遺伝的アルゴリズム ,  道路交通
準シソーラス用語： ニューラルネットワークモデル ,  ボトルネック ,  *車線変更 ,  *渋滞緩和 ,  速度変動 ,  都市間高速道路

分類 (1件)： 交通管制・規制  (TB01032S)

引用文献 (22件)：

• 〔1〕Transportation Research Board, Highway Capacity Manual 2010, National Academy of Sciences, Washington,DC.
• 〔2〕原田秀一・深瀬正之・前島一幸・佐藤久長・瀬古賢司(2007),「車線利用率平準化による高速道路の渋滞対策効果検証」,『交通工学』,Vol.42,No.5,pp.74-79。
• 〔3〕山田芳嗣・阿部重雄・長瀬博紀(2003),「LED表示板を活用した渋滞対策について」,『第23回交通工学研究発表会論文報告集』,pp.205-208。
• 〔4〕L. Elefteriadou, L. Roess, W. R. McShane [1995], "Probabilistic nature of breakdown at freeway merge junctions", Transportation Research Record, 1484, pp.80-89.
• 〔5〕岡村秀樹・渡辺修治・泉正之(2001),「高速道路単路部の交通容量に関する調査研究(上)」,『高速道路と自動車』,VoL44,No。2,pp.31-38。

タイトルに関連する用語 (8件)： 単路部 ,  ボトルネック ,  速度変動 ,  予測 ,  車線変更 ,  誘導 ,  抑止 ,  検証