文献
J-GLOBAL ID:201702216924131450   整理番号:17A0141085

クロロゲン酸の細胞内蓄積が少ない日本産のモモ「岡山PEH7」では,褐変中の果肉の赤色化が抑制される

Low accumulation of chlorogenic acids represses reddening during flesh browning in Japanese peach “Okayama PEH7”
著者 (7件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 147-152  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: G0021A  ISSN: 0916-8451  CODEN: BBBIEJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
モモは,皮をむいたり切ったりしたあとに,果肉が茶色くなり,見栄えが悪くなる。最近開発された栽培品種,岡山PEH7は,褐変の低減が図られている点で,岡山PEH8等の他の日本の栽培種とは一線を画している。岡山PEH7の果肉から調製されたホモジェネートは,褐変反応中の赤色化が有意に少なかった。岡山PEH7は,岡山PEH8と比べて可溶性のフェノール化合物が少なく,ポリフェノールオキシダーゼ活性が高かった。岡山PEH7から調製されたフェノール化合物を岡山PEH8の粗抽出物と共に培養した場合も褐変の低減が認められ,フェノール化合物が岡山PEH7の褐変能を低下に関与していることが示唆された。岡山PEH7のクロロゲン酸とその異性体の含有量は,岡山PEH8の約1/10であった。岡山PEH7ホモジネートにクロロゲン酸を外部から添加すると,褐変能が高まり,赤色化が目立つようになった。これらの結果により,岡山PEH7の果肉の褐変の低減は,クロロゲン酸の蓄積がないことが原因であることが示唆された。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の変質  ,  果実とその加工品  ,  食品の化学・栄養価  ,  作物の品種 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る