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J-GLOBAL ID：201702235841022455   整理番号：17A0702791

熱脱着原子間力顕微鏡法におけるスポットサンプリングのための改善された空間分解能-急速加熱関数による質量分析【Powered by NICT】

Improved spatial resolution for spot sampling in thermal desorption atomic force microscopy - mass spectrometry via rapid heating functions

著者 (5件)： Somnath Suhas (The Institute for Functional Imaging of Materials and the Center for Nanophase Materials Sciences, Oak Ridge National Laboratory, Oak Ridge, TN 37831, USA. [e-mail]) ,  Jesse Stephen ,  Van Berkel Gary J. ,  Kalinin Sergei V. ,  Ovchinnikova Olga S.
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 17  ページ： 5708-5717  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前進材料への鍵は,それらの構造と化学的性質を理解し,制御することである。しかし,既存の技術は,試料の僅か特性を特性化し,それによって必要な情報を獲得するための多重測定プラットフォームを必要とするので完全な化学的特性化は困難である。原子間力顕微鏡(A FM)と質量分析(MS)の多様な組合せは,試料表面の化学的および物理的性質のナノメートルスケール空間分解相関のための既存の分析能力よりも高くなった。一つのこのようなハイブリッドシステムはMSにより遊離種の表面とそれに続く気相イオン化と検出からの分子の熱脱着(TD)サンプリングのための加熱A FMカンチレバーを用いるスポットサンプリングサイズが減少し,質量スペクトル信号は定電圧,片持梁の静的加熱に比べて改善されたことをこのような片持梁加熱を調整するための電圧パルス列の使用について報告する。質量スペクトル信号強度の商と脱着クレータの体積として定義され,脱着効率(DE)は,特定の調整された加熱関数の有効性を判断するために使用した。加熱関数の開発と最適化を誘導し,実験結果の解釈を支援するために,1D有限要素モデルを異なる加熱関数に対する片持梁の応答を予測することを開発した。異なる組合せ,大きさ,および矩形電圧パルスの持続時間を用いた三調整された加熱関数は,表面スポットサンプリングに使用した。得られたサンプリングスポットサイズとDEは単一電圧パルスを用いた従来法で得られた同じ測定基準と比較した。モデル系としてインクを含む顔料イエロー74の薄膜からなるモデル系を用いて,脱離クレータが最適調整された加熱関数を用いた,従来のアプローチを用いて,2μmから収縮し310nmであった。この同じパルス加熱関数は,DEの381倍の改善と従来の加熱アプローチサンプリングした物質の信号/量はこの新しいカンチレバー加熱戦略により著しく改善されたことを示し比較して空間分解能における8×改善をもたらした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *脱着 ,  電圧 ,  *原子間力顕微鏡 ,  *熱脱着 ,  薄膜 ,  クレータ ,  イオン化 ,  *質量分析 ,  モデル ,  最適化 ,  片持梁 ,  キャラクタリゼーション ,  *空間分解能 ,  質量スペクトル ,  改変
準シソーラス用語： パルス電圧 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  質量分析  (CC03013N)

タイトルに関連する用語 (8件)： 熱脱着 ,  原子間力顕微鏡法 ,  スポット ,  サンプリング ,  空間分解能 ,  急速加熱 ,  関数 ,  質量分析