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J-GLOBAL ID:201702254434190149   整理番号:17A0880438

トルエンへのm-クレゾールの選択的脱酸素反応のための二金属Ni-Re触媒の幾何学的および電子的効果【Powered by NICT】

Geometric and electronic effects of bimetallic Ni-Re catalysts for selective deoxygenation of m-cresol to toluene
著者 (8件):
資料名:
巻: 349  ページ: 84-97  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0480A  ISSN: 0021-9517  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Ni Re/SiO_2種類の二金属触媒を共含浸法を用いて調製し,300°C,1atm H_2でm-クレゾールの気相水素化脱酸素反応で試験した。脱酸素触媒,水素化,及びCC水素化分解反応のための非選択的単一金属Ni/SiO_2の使用とは対照的に,二金属5%Ni-2.5%Re/SiO_2が水素化脱酸素反応の固有反応速度を改善した6倍,四倍増加しトルエンへの選択的脱酸素のためのターンオーバ頻度が,メタンへのC-C水素化分解では1/2に減少した。X線回折,Raman,透過型電子顕微鏡,X線光電子分光法,CO吸着の赤外分光法,H_2昇温還元,CO化学吸着による特性解析結果は,Reを添加Ni分散を増加させ,還元後にNi-Re表面合金形成をもたらすことを示した。表面合金中のReの存在は,連続Ni表面を破るより小さい集団(幾何学的効果)とNi(電子効果)のdバンド電子密度を低下させる。密度汎関数理論計算からの結果は,Ni-Re隣接部位は隣接Ni原子,トルエンへの脱酸素を促進する上のReとフェニル環上のO原子の吸着によるCO結合切断のための活性部位であることを示した。還元されたNiアンサンブルサイズは遷移状態の不安定化によりC-C結合の水素化分解を阻害するが,Niのd状態の電子密度の減少はフェニル環の吸着を弱め,両連続C-C水素化分解から大きく減少したメタン生産に寄与している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化,還元  ,  貴金属触媒  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール 

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