抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高性能化する永久磁石材料は着磁そのものが困難になってきた。そのためGd123バルク超伝導体による直径60mmのバルク磁石での着磁方法を検討した。温度31.7Kにて均一磁界5Tで磁化したバルク磁石の磁極表面での捕捉磁界分布のピークは試料中心で3.27Tであるが,この超伝導ソレノイド磁石の均一磁界5Tのもとで磁化されたNd-Fe-B磁石の磁束分布は均一であった。これに対しバルクソレノイド磁石を単一走査して面内での同極着磁した場合鞍状磁界分布となるが2度の走査によれば均一な磁界分布が得られる。2極着磁の実験から永久磁石材料をNおよびS極に異極着磁すると急峻な磁界勾配(0.05T/mm)が形成でき多極着磁の可能性を示した。その磁場勾配は反転時のオーバーラップ距離に関係する。バルク磁石による着磁には一切の発熱が生じないので高速着磁が期待できると結論した。