抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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L/B=6.25,B/d=3.75,C
b=0.53の2軸2舵のフェリー船型を対象に,拘束模型試験を実施し,操縦流体力特性を把握した。得られた流体力特性は,新たに提案した「等価な1舵モデル」を含んだMMG(Mathematical Modeling Group)モデルに基づいて操縦流体力特性を決定した。船体,舵,プロペラに関する操縦流体力の計測結果に加え,バウスラスタの作動によって船体に作用する流体力特性が明らかになった。応用例として,得られた操縦流体力係数を用いて,本船のジグザグ運動やバウスラスタによる変針の運動シミュレーションを実施した。バウスラスタによる変針のシミュレーションの結果,前進速度が大きくなると,回頭の速度が遅くなり,横方向への変針が難しくなることが示された。