抄録/ポイント: 抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
レーザスキャナを用いた新しい高さ測定法を提案し,計測装置の開発を行った。測定装置はレーザ光を発射させ,その反射光から物体までの距離を測定する。また,レーザ光を回転させることで一定角度ごとの距離を測定し,物体の断面積や地面の形状を含む2次元のスキャンニングデータを取得する。スキャンニングデータの中で基準となる地面のベースポイントと測定点となる最高点を指定し,それらの測定距離と角度により製品高さを算出する。開発した計測装置は主センサとなる2次元レーザ・スキャナ,その姿勢を調節するための2自由度のジンバル関節,システム全体を支持する三脚,データの取得や計算及び測定結果の表示を行う計算機,アダプタやバッテリなどの電源部から構成される。対象物の形状を簡単に取得可能で,高所作業無しで接近し難い最高点までの高さが効率よく測定可能であるあることが確認できた。また,センサの高さや対象物でのレーザ光の反射角度など,正確な測定のための最適条件を調査した。