文献
J-GLOBAL ID:201302229152564009   整理番号:13A0619777

間隙流体の挙動と縦波弾性波の分散特性の関係に関する研究

Study on the Relation between Pore Fluid Behavior and Longiudinal Wave Dispersion
著者 (4件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 170-191  発行年: 2013年02月25日 
JST資料番号: G0643A  ISSN: 0022-135X  CODEN: CGZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論文では,堆積岩および結晶質岩を供試体として室内実験を行い,それぞれの種類の岩石中で観察される縦波の分散現象の理論的背景を考察し,計測された分散結果を局所的な間隙流体を考慮するBiot-squirt理論によって説明することを試みた。その考察により,標準線形固体モデルで説明されている媒体の粘弾性効果による分散現象が間隙流体の作用によって増幅されることを明らかにし,実験に用いた供試体に見られる分散現象をこの理論によって定量的に再現できることを明らかにした。また,squirt-flowモデルにおいて,供試体中の間隙流体の挙動を決定するsquirt flowlengthを供試体の間隙構造と関係させて定義することの妥当性,および間隙構造によって定量的に決定される供試体の透水係数等の水理特性を推定することの妥当性も実証した。このように,地盤中の間隙流体は,伝播する縦波弾性波の位相速度に大きな影響を与えることが推定される。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地震波伝搬  ,  土木地質学・水文地質学一般 
引用文献 (44件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る