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J-GLOBAL ID:201602200048588146   整理番号:16A0044985

レーザ温度ジャンプ型過渡透過光計測法による温度応答性高分子水溶液の相分離ダイナミクスの研究

Phase Separation Dynamics of Aqueous Solutions of Thermo-Responsive Polymers Studied by a Laser-Induced Temperature Jump Combined with Transient Photometry
著者 (4件):
資料名:
巻: 72  号: 12  ページ: 707-720 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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温度応答性高分子の水溶液が示す相分離現象は,基礎的に興味深いだけではなくドラッグデリバリーシステムなどへの応用が期待されるため,これまで精力的に研究されてきた.しかしながら,現象を特徴づける重要なパラメータの一つである相分離速度に関する知見はこれまで十分に得られていなかった.筆者らは独自に開発したレーザ温度ジャンプ型過渡透過光計測装置を用いて温度応答性高分子水溶液の相分離速度を精密に決定してきた.本報では,ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)水溶液の相分離速度に対する溶液濃度,高分子の分子量,立体規則性の効果を中心に述べる.また,相分離を高速化するための指針として,(1)水溶液濃度を高くすること,(2)最適分子量に設定すること,(3)立体規則性を高めることの3点を明らかにした.これらの知見は,高速応答を目指した新規機能性材料の開発指針になると期待される.また,相分離機構の解明にも貢献すると思われる.
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分類 (1件):
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高分子固体の構造と形態学 
引用文献 (50件):
  • 1) T. Tanaka, Phys. Rev. Lett., 40, 820 (1978).
  • 2) T. Tanaka, E. Sato, Y. Hirokawa, S. Hirotsu, and J. Peetermans, Phys. Rev. Lett., 55, 2455 (1985).
  • 3) H. Furukawa, K. Horie, R. Nozaki, and M. Okada, Phys. Rev. E: Stat., Nonlinear, Soft Matter Phys., 68, 031406 (2003).
  • 4) M. Shibayama, Macromol. Chem. Phys., 199, 1 (1998).
  • 5) M. Stieger, W. Richtering, J. S. Pedersen, and P. Lindner, J. Chem. Phys., 120, 6197 (2004).
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