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J-GLOBAL ID:201602284538871838   整理番号:16A1391043

灌漑した低地および高地条件におけるインディカ型イネ(Oryza sativa L.)品種IR64の遺伝的背景を持つ遺伝子移入系統の遺伝学的キャラクタリゼーション

Genetic characterization of introgression lines with the genetic background of the Indica-type rice (Oryza sativa L.) cultivar IR 64 under irrigated lowland and upland conditions
著者 (7件):
資料名:
巻: 191  ページ: 168-175  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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精鋭インディカ型イネ(Oryza sativa L.)品種IR64の遺伝的背景を持つ新規植物型(NTP)およびジャポニカ型品種の染色体セグメントを持つ遺伝子移入系統(INLs)333種について,2011年および2012年に灌漑した低地(IL)および高地(UP)での収量構成要素および乾物重生産量の評価によって特性化し,形質とドナーから導入された染色体セグメントとの関係を解明した。KNLsの円錐花序重量(PW),PW/総植物重量(PW/TW),雌性小穂(FS)数およびFS/円錐花序当たりの小穂総数(FS/TS)は増加したが,稈重量(CW)および円錐花序数(PN)は低下した。INLsの多くはILよりもUPにおいてより多くの乾物重を生産した。UPにおいて形質に従ってINLsは3群(A~C)にクラスタ化され,ILにおいては形質に従って4群(I~IV)にクラスタ化された。これらは栽培条件間の関連性に従って,6群(A-I,A-II,B-II,B-III,C-IIIおよびC-IV)に分けられた。A-II群のINLsは円錐花序長(PL),PW,PW/TW,FSおよびTSを上昇させ,これらの形質はILでもUP栽培でも安定していた。他の群では形質の値は条件や季節によって変化した。SSRマーカーの形質表現型および遺伝子型データを用いた関連解析では10個の形質に対して166個の量的形質遺伝子座(QTLs)が検出され,これらは3および10以外の全ての染色体に分布していた。このうち,DH,CL,PL,CW,PW,PW/TW,PN,FS,TSおよびFS/TSのQTLs81個が新規に検出された。INLsは異なる条件下で特性化され,ドナー品種からの遺伝子移入を介して,IR64イネにおける大きな形質変化はこれらのQTLsに関連していた。したがって,改変IR64の遺伝子の同定のための遺伝学的研究やインディカ型品種の遺伝的改良の育種材料として,これらのINLsとQTLsは有用である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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稲作  ,  作物の品種改良  ,  遺伝子の構造と化学 
タイトルに関連する用語 (12件):
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