抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現代医療の中で,がん治療において陽子線が果たす役割は大きい。特にがん細胞への正確な陽子線照射を行うためには人体内の陽子線阻止能を正確に把握する必要があり,これを実現するシステムが求められている。また陽子線治療において患者体内の線量モニターが必須であり,現在はPETによる線量推定が行われている。しかしながら,PETはβ
+崩壊核種の分布の測定にとどまり,実際の陽子線の線量を正確にモニターするためには正確なβ
+崩壊核種の生成断面積の情報が欠かせない。そこで本研究では,1)従来の既存システムとは一線を画す新規陽子線CTシステムの開発及び,2)これまでにない全く新しいアプローチであるチェレンコフ光を利用したβ
+崩壊核種の生成断面積の精密測定を行った。(著者抄録)