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J-GLOBAL ID：201702216664474609   整理番号：17A0287477

柔軟なイオン性ポリマーセンサーにおける電荷と物質輸送のためのマルチ物理モデル

A multi-physical model for charge and mass transport in a flexible ionic polymer sensor

著者 (6件)： ZHU Zicai (Univ. Tartu, Tartu, EST) ,  ZHU Zicai (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol., Osaka, JPN) ,  ASAKA Kinji (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol., Osaka, JPN) ,  TAKAGI Kentaro (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  AABLOO Alvo (Univ. Tartu, Tartu, EST) ,  HORIUCHI Tetsuya (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol., Osaka, JPN)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 9798  ページ： 97982O.1-97982O.13  発行年： 2016年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,イオン性ポリマー-金属複合材(IPMC)作動器の物理モデルをイオン感知メカニズムの包括的解釈に基づいて提案した。全体の輸送プロセスは,3つの重要なステップ,総合圧力勾配下での対流流束,ビルトイン電場による電気移動,および陽イオンと水との相互結合効果を含んだ。2つの電極境界でIPMCセンサに曲げ刺激を加えると,外側/内側電極界面で陽イオン濃度が増加/減少し,一定レベルまで減衰し,水は時間と共に単調増加/減少を示した。ビルトイン電場は合理的な輸送プロセスと電気応答の予測に重要であるが,相互結合効果はモデルの精度向上に役立った。IPMC作動器における輸送と比較して,IPMCセンサにおける移動した陽イオンと水の総量はずっと少なく,定常状態の濃度分布もまた異なった。陽イオン濃度勾配は誘電率と共に増加したが,電極-イオン性ポリマー界面の形態に関係する実効誘電率は,電圧応答にほとんど寄与しないことがわかった。これをビルトイン電場が引き起こす電気的な移動によって説明した。

シソーラス用語： *モデル ,  *センサ ,  *機能性高分子 ,  柔軟性 ,  *物質移動 ,  圧力勾配 ,  電場 ,  *ハイブリッド複合材料 ,  誘電率 ,  *電荷輸送 ,  *物理モデル ,  *イオン性高分子-金属複合材料 ,  *イオン性高分子 ,  内部電場
準シソーラス用語： *IPMC ,  *イオン性ポリマ ,  ビルトイン電場 ,  柔軟さ ,  *物質輸送

分類 (2件)： 計測機器一般  (AD02000X) ,  高分子固体の物性一般  (CG02021V)

タイトルに関連する用語 (6件)： イオン性ポリマー ,  センサー ,  電荷 ,  物質輸送 ,  マルチ ,  物理モデル