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J-GLOBAL ID:201702245279859222   整理番号:17A0130533

環状アルキル(アミノ)カルベン含有化合物のσ-供与およびπ-逆供与の推定

Estimation of σ-Donation and π-Backdonation of Cyclic Alkyl(amino) Carbene-Containing Compounds
著者 (5件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 163-169  発行年: 2016年01月04日 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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環状アルキル(アミノ)カルベン(cAAC)において,結合している原子(E)のカルベン炭素へのπ-逆供与(CcAAC←E)およびσ-供与(CcAAC→E)の度合いを推定した。π-逆供は15N核の電子環境に大きな影響があり,15N核のケミカルシフトは二次元ヘテロ核相関スペクトロスコピーから推定した。そのシフトは-130~-315ppmにあり,σ-供与(CcAAC→E)では-160ppmにある。σ-供与(CcAAC→E)がπ-逆供与(CcAAC←E)よりも強いときは,そのシフトは-170~-200ppmに低下する。π-逆供与(CcAAC←E)がσ-供与(CcAAC→E)よりも強いときは,そのシフトは-220以下となる。cAACとEの電子密度および電荷移動は自然結合軌道解析および電荷分解解析を用いて計算し,実験値とよく一致した。
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分類 (2件):
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窒素複素環化合物一般  ,  分子の電子構造 
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