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J-GLOBAL ID:201702263725002979   整理番号:17A0637606

長スパントラス橋の直角断面を有する斜材の空力振動に関する研究

STUDY ON AERODYNAMIC VIBRATIONS OF A BRACING MEMBER WITH A RECTANGULAR CROSS SECTION OF A LONG-SPANNED TRUSS BRIDGE
著者 (4件):
資料名:
号: 16-008E  ページ: 669-678 (WEB ONLY)  発行年: 2017年03月15日 
JST資料番号: U0875A  ISSN: 2433-2232  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2009年に,長崎県の中心径間400mトラス橋である生月大橋で,斜材に亀裂があることが発見された。その結果,その後の振動測定では,亀裂の主原因はカルマン渦励振と同定された。しかし,カルマン渦励振の共鳴風速よりも低い風速7~8m/sの範囲でも振動が観測された。従来,サイド比,B/D=2~8(B:風方向長さ,D:横風方向長さ)を用いた風洞試験の結果によって,運動誘起励振が確認されている。しかし,斜材断面のサイド比はB/D=1.18であり,このサイド比の場合の運動誘起渦励振は,従来の風洞試験では確認されていない。そこで,本研究では,B/D=1.18の矩形断面をターゲットとして,ばね支持試験を実施した。さらに,流れの視覚化を行い,ばね支持試験結果について討議した。風により生じる空力振動の中で,カルマン渦励振よりも低い風速範囲で生成された生月大橋の矩形断面(B/D=1.18)を持つ斜材の振動は,ばね支持試験の実験結果と流れの可視化によって,おそらく運動誘起渦励振であると示唆された。さらなる調査に着手すべきである。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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桁橋,トラス橋,アーチ橋 
引用文献 (17件):
  • N. Shiraishi, M. Matsumoto: On classification of vortex-induced oscillation and its application for bridge structures, Journal of Wind Engineering and Industrial Aerodynamics, Vol.14, Nos.1-3, pp.419-430, 1983.
  • S. Komatsu and H. Kobayashi: Vortex-induced oscillation of bluff cylinders, Journal of Wind Engineering and Industrial Aerodynamics, Vol.6, pp.335-362, 1980.
  • M. Novak: Galloping and vortex induced oscillations of structures, Proceedings of the Third International Conference on Wind Effects on Buildings and Structures, Tokyo, Japan, pp.799-809, 1971.
  • Y. Otsuki, K. Washizu, H. Tomizawa, A. Ohya and K. Fujii: Experiments on the aeroelastic instability of prismatic bars with rectangular sections, Proceedings of the Third International Conference on Wind Effects on Buildings and Structures, Tokyo, Japan, pp.891-898, 1971.
  • D. Rockwell and E. Naudascher: Review- Self-sustaining oscillations of flow past cavities, Transactions of the ASME, Journal of Fluids Engineering, Vol.100, pp.152-165, 1978.
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