抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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RFID等に利用されている900MHz帯は,近年,センサネットワークやスマートメーターなどへの利用が注目されており,関連技術として,無線給電による電源を内蔵しない端末の実現に関する研究が進められている。それらの使用上,送受電間の距離が大きく変動することが予想され,その際に,端末に供給される電力量も大きく変動するため,高周波-直流電力変換を行う整流器には広ダイナミックレンジ動作が要求される。我々は,増幅器の高効率設計原理に用いてトランジスタ整流器を設計し,同等の高効率動作が得られることをマイクロ波帯で実証してきている。そこで,今回,この原理に基づき,F級動作の高調波インピーダンス終端条件下で,基本波インピーダンスのみを調整することで高効率動作となる入力電力レベルを大きく変更できる回路構成に関して実験的基礎検討を行った。(著者抄録)