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J-GLOBAL ID:201702286534583573   整理番号:17A0943653

中部日本,新潟-神戸構造帯の北東部におけるコーダQの空間変動:高歪速度帯の原因の意義

Spatial variation in coda Q in the northeastern part of Niigata-Kobe Tectonic Zone, central Japan: implication of the cause of a high strain rate zone
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資料名:
巻: 69  号: June  ページ: 69:76 (WEB ONLY)  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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新潟-神戸構造帯(NKTZ)の北東部における高歪速度帯におけるコーダQの空間変動を解析し,微分歪速度およびS波速度とコーダQとの相関関係により高歪速度の原因を調べた。2~4Hz及び4~8Hzの周波数帯におけるコーダQの空間分布は,微分歪速度と負の相関があることが分かった。これまでに報告されているように,2~4Hzの周波数帯域のコーダQは,25km深度でS波速度と空間的に相関している。また,深度10kmのS波速度の摂動と4~8Hzの周波数帯域のコーダQとの間に正の相関を見出したが,それは,この周波数帯におけるコーダQの空間分布が主に上部地殻の不均質性に拠るものであることを示唆している。この特徴は,従来報告されたNKTZ中央部のものとは異なり,それは高歪速度の原因における違いを示している。したがって,厚い堆積盆地で特徴付けられる上部地殻の高変形速度が,延性の下部地殻のそれと同様に,NKTZ北東部における高歪速度の生成過程に寄与することを示唆しておく。(翻訳著者抄録)
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地殻・上部マントルの構造・組成 

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