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J-GLOBAL ID:201702289827282831   整理番号:17A0470683

走光性刺激を伴った腹腔内移動性植物プランクトンにより駆動された微小回転ラチェット【Powered by NICT】

Micro-rotary ratchets driven by migratory phytoplankton with phototactic stimulus
著者 (4件):
資料名:
巻: 48  ページ: 107-113  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0734B  ISSN: 0141-6359  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は移動性植物プランクトンVolvoxによる駆動源とする微小回転ラチェットを提案し,正の走光性を示した。二種類のマイクロディスクのラチェット及びヒトデ形ラチェットは,従来のフォトリソグラフィーを用いて作製した。ラチェットは,ハロゲンランプ照明による光学顕微鏡下でVolvox懸濁液を充填したペトリ皿の中央に浮遊し,小孔を有するマスクで覆われている微生物は走光性によるマイクロラチェットの周囲に集中した。同じ直径0.567mmのラチェットの回転は生物学的顕微鏡を通して観察した;マイクロラチェットの0.86rpmとヒトデラチェットの2.01rpmの回転速度は0.18cm~2の照明強度下で1000 3000/mLのVolvox密度で得られた。ラチェットの駆動機構はラチェット表面よりもむしろ衝突影響への付着微生物に基づいているので,ラチェットに及ぼすゼラチン被覆はVolvoxの接着数を増強した。抗力は,より大きなラチェット直径に起因して増加したが,0.16rpmの回転速度が観察された。ポリスチレンビーズを用いた粒子追跡流速測定はマイクロラチェットの周りの流体流を研究するために実行した。マイクロラチェットによる渦の発生が確認されたこの効果は微生物の微視力学パワーブースタとして働く可能性がある。この駆動方式は,植物プランクトンを用いた太陽電力駆動と持続可能なマイクロメカニズムの可能性を開く可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  ,  研削  ,  工作機械要素,ジグ,チャック 

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