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J-GLOBAL ID:201802232774845294   整理番号:18A0125295

テフロクロノロジーに基づいた過去千年間の東部日本の火山性土壌中の硫黄蓄積速度【Powered by NICT】

Sulfur accumulation rates in volcanic soils of eastern Japan over the last millennium based on tephrochronology
著者 (6件):
資料名:
巻: 315  ページ: 111-119  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0256B  ISSN: 0016-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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土壌は森林生態系のための必須元素の貯蔵所として重要な役割を果たしている。以前の時間シーケンス研究は土壌中のいくつかの元素の蓄積速度を決定したが,それらは硫黄(S),二次主要栄養素に焦点を当てていない。五火山性土におけるS蓄積速度,火山:駒ケ岳(テフラKoa,1929CE),樽前山(テフラTaa,1739CE),富士山(テフラF Ho,1707CE),十和田カルデラ(テフラ東亜,915CE),榛名山(テフラHr FP520,520CE)からのテフラを用いて年代を検討した。土壌は,テフラ層の上に形成された層から採取した,全Sと土壌生成鉱物(Al_d,Fe_d,Al_o,Fe_o)を,推定されたプールおよび土壌年齢の間の関係を決定するために分析した。酸化状態によるSの分画から駒ケ岳と榛名山土壌の成分のSのK端XANES分析により決定した。著者らの結果は,S蓄積速度は過去千年間のほぼ一定であったことを示した。解析を拡張したより長い土壌生成倍にするために,著者らは10cal.kaにS蓄積年齢関係を外挿しとテフラNt S(1415cal.ka)による年代男体山の土壌中の時間期間中に発達したと思われる層準から以前に報告されたS波データの得られた値を比較した。男体土壌の値に外挿した値の類似性は,S蓄積速度は10cal.ka以降一定している可能性があることを示唆した。さらに,土壌年齢と共にSプールの成長は土壌生成鉱物プールの成長に直線的に比例した。土壌全Sの硫黄同位体組成は土壌年齢ではなく,むしろ位置によって示されるように,土壌起源に依存した。S画分の支配的酸化状態は完新世土壌年代とともに酸化に減少変化した。これらの結果は,定数S蓄積速度は外因性S源の可変影響土壌生成鉱物とS化合物の会合を反映する可能性があることを示唆した。硫黄化合物は生物学的変換とそれに続く土壌生成鉱物に関連したSの保持の結果として日本の火山性土の一定速度で蓄積する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌生成・分類  ,  土壌化学 

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