抄録/ポイント: 抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では時間的に急激で,かつ空間的に非一様な照明条件の変化の下でも物体領域を精確に抽出することのできる背景差分手法を提案する。例えば,人と物体のインタラクションをカメラで観測する場合,人による影や二次反射により,背景画像と観測画像との間で照明条件が変化してしまう。照明条件の変化に頑健な手法としてテクスチャに基づく背景差分が知られているが,色が均一でテクスチャのない領域同士は常に背景と判定されること,領域内での照明条件の変化が非一様な場合には前景と誤判定してしまうことの二つの大きな問題がある。提案手法では色が均一な領域の判定をGraphCutを用いて周辺領域の判定結果を伝搬させることにより行う。また非一様な照明条件の変化の影響を,ある程度の大きさがある光源のもとでは均一領域に生じる照明条件の変化が空間的に滑らかになることを利用して取り除く。実験では光源環境を変えながら複数のシーンで撮影した画像に対して提案手法を適用し,その有効性を確認した。(著者抄録)