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J-GLOBAL ID：201802276425165230   整理番号：18A0003665

総説・水環境学の進歩-研究委員会編(5)農産業における水・バイオマス循環利用に関する最新研究動向

著者 (9件)： 藤原拓 (高知大) ,  永禮英明 (岡山大) ,  山田正人 (環境研) ,  前田守弘 (岡山大) ,  日高平 (京大) ,  今井剛 (山口大) ,  和木美代子 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  井原一高 (神戸大) ,  井上大介 (大阪大)
資料名： 水環境学会誌  (Journal of Japan Society on Water Environment)
巻： 40(A)  号： 12  ページ： 416-423  発行年： 2017年12月10日 
JST資料番号： Z0777A  ISSN： 0916-8958  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農産業に関わる水やバイオマスの循環利用を地域で実現するには,資源化技術の開発のみならず,地域の再生資源受容能や再生資源利用先の状況に応じた対応が求められる。本報では,この基礎となるマテリアルフロー分析として窒素・リンの物質収支に関する知見と可視化について整理した。次に農業における資源循環に焦点を当て堆肥・消化液の農業利用,植物バイオマスからのエネルギー,有用物質の回収などについてまとめた。最後に,畜産業での資源循環を取り上げ,廃水処理の現状と最新研究,耕畜連携,畜産廃棄物からの資源回収について紹介した。

シソーラス用語： *農業 ,  *畜産業 ,  再利用 ,  資源再生 ,  *バイオマス ,  流れ図 ,  有用物質回収 ,  エネルギー ,  畜産廃棄物 ,  廃水処理 ,  物質収支 ,  *循環 ,  *水利用
準シソーラス用語： 循環利用 ,  資源化 ,  植物バイオマス ,  マテリアルフロー ,  エネルギー開発 ,  *資源循環

分類 (2件)： 農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (90件)：

• 藤原拓,2016.農業地域における面的水管理・カスケード型資源循環システムの構築.水環境学会誌39(9),328-332.
• Galloway, J.N., Cowling, E.B., 2002. Reactive nitrogen and the world: 200 Years of change. AMBIO: A Journal of the Human Environment 31(2), 64-71.
• Cordell, D., Drangert, J., White, S., 2009. The story of phosphorus: Global food security and food for thought. Global Environmental Change 19(2), 292-305.
• Smil, V., 2002. Nitrogen and food production: Proteins for human diets. AMBIO: A Journal of the Human Environment 31 (2), 126-131.
• Apodaca, L.E., 2017. Nitrogen (fixed)-ammonia, in U.S. Geological Survey. Mineral Commodity Summaries. United States Geological Survey, USA, pp. 124-125.

タイトルに関連する用語 (9件)： 総説 ,  水環境学 ,  研究 ,  委員会 ,  産業 ,  水 ,  バイオマス ,  循環利用 ,  動向