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J-GLOBAL ID:202002277092846004   整理番号:20A0738249

酸化チタン担持白金触媒上での水存在下の一酸化窒素の一酸化炭素による還元における担体表面特性に対する活性への影響

Effect of Chemical and Physical Properties of Titanium Oxide Support Surface during Nitrogen Monoxide Reduction by Carbon Monoxide in Presence Water over Titanium Oxide Supported Platinum Catalyst
著者 (8件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 28-37(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1441A  ISSN: 1349-273X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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燃焼プロセスから放出される反応性窒素種を有用な化合物の合成の原料として利用する方法を開発することを目標に,Pt/TiO2触媒上でのNO-CO-H2O反応を利用して,NOからNH3への選択的変換を検討した。触媒活性試験により,250 °C未満では高比表面積担体を用いた触媒の活性が担体の結晶構造に依存することが明らかになった。NH3生成に必要な水素の供給反応の一つと考えられるCO-H2OとNO-CO-H2O反応のCO転化率を比較した。ルチル型TiO2担持白金触媒はNO-CO-H2O反応のCO転化率がCO-H2O反応のCO転化率よりも高くなったのに対して,アナターゼ型TiO2担持白金触媒では200 °C付近でCO-H2O反応のCO2転化率の方が高くなり,TiO2結晶構造の違いによって反応性に差が生じることが分かった。 触媒表面の化学的および物理的特性が活性に与える影響を明らかにするために種々のキャラクタリゼーションを行った。CO2-TPD測定により,NO-CO-H2O反応中に形成されたCO2が活性に影響がないことが明らかになった。DRIFTS測定によって,NO-CO-H2O反応下で触媒に吸着したformate種およびアンモニア種を確認した。特にformate種はアナターゼ上でのみ200 °Cで消失することを確認し,formate種の生成とNH3生成には関連があることが示唆された。以上の結果から,TiO2表面上で形成されるformate種の生成がNO-CO-H2O反応におけるNH3生成に影響を及ぼすと考察した。(著者抄録)
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分類 (2件):
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不均一系触媒反応  ,  触媒操作 
引用文献 (29件):
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