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J-GLOBAL ID:200902210042868740   整理番号:09A0812222

軟X線磁気円二色性による希薄磁性半導体Ga1-xMnxAsのMnイオンの磁気的相互作用の研究

Nature of magnetic coupling between Mn ions in as-grown Ga1-xMnxAs studied by x-ray magnetic circular dichroism
著者 (16件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 202-209  発行年: 2009年07月31日 
JST資料番号: L0956A  ISSN: 0914-9287  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本原子力研究開発機構放射光科学研究ユニットでは,強相関物質の磁性を研究するため軟X線磁気円二色性(Soft x-ray magnetic circular dichroism:XMCD)装置の改良・整備を大型放射光施設SPring-8の専用ビームラインBL23SUで行ってきた。今回我々はこの装置を用いて,希薄磁性半導体の代表的物質であるGa<sub>1-x</sub>Mn<sub>x</sub>As中のMn元素の磁気的特性を,XMCDの詳細な温度・磁場依存性を測定することにより調べた。その結果,異なるキュリー温度(T<sub>C</sub>)をもつ二つの試料(x=0.042:T<sub>C</sub>=60K,及びx=0.078:T<sub>C</sub>=40K)において,ともに試料温度が7>100Kではキュリーワイス則に従うがT<100Kからずれ始め,スピン磁気モーメントの短距離秩序がT<sub>C</sub>よりも十分に高温から発現していることが分かった。また,substitutional Mn(Mn<sub>sub</sub>)とinterstitial Mn(Mn<sub>int</sub>)の間に反強磁性的相互作用が存在しており,Mn<sub>int</sub>の量とT<sub>C</sub>の値は明らかに相関していてMn<sub>sub</sub>の強磁性秩序をMn<sub>int</sub>が阻害していることが分かった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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その他の無機化合物の磁性  ,  電気光学効果,磁気光学効果 
引用文献 (19件):

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