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J-GLOBAL ID:200902210700719851   整理番号:08A0236038

紅茶の重合体様ポリフェノール類及びそのリパーゼ並びにアミラーゼ阻害活性

Polymer-Like Polyphenols of Black Tea and Their Lipase and Amylase Inhibitory Activities
著者 (6件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 266-272 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: G0504A  ISSN: 0009-2363  CODEN: CPBTAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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紅茶のリパーゼ及びアミラーゼ阻害活性を調べた。酢酸エチル及びn-ブタノールを用いて紅茶抽出物の溶媒分配を行い,2可溶画分が同等の阻害活性を示すことを見いだした。酢酸エチル画分の活性は主としてテアフラビンガラートのような低分子量のポリフェノール類に由来するものであった。一方,n-ブタノール中の活性物質は重合体様物質であることを確認した。1H-及び13C NMRスペクトル中にはフラバンのB環に由来する信号は検出されなかったが,フラバンのA環及びガロイル基から生じる信号が認められた。これは,重合体様物質がフラバンのB環の酸化的縮合によって生じたことを示唆するものであり,以前,著者らがカテキンのin vitro酸化実験結果を基に推論した結果と同じであった。エピカテキン3-O-ガラートを酵素的に酸化した場合にも同様の重合体様物質が生成した。この結果から,重合反応にはB環とガロイル基の縮合が関与していると推測した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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ピランの縮合誘導体  ,  植物の生化学 
物質索引 (12件):
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