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J-GLOBAL ID：200902229922752787   整理番号：09A0127264

ラットの胃腸管粘膜に及ぼす茶カテキンの効果

Effects of Tea Catechins on the Gastrointestinal Mucosa in Rats

著者 (8件)： ITO Yuko (Kitasato Univ. Graduate School of Medical Sci., Sagamihara, JPN) ,  ICHIKAWA Takafumi (Kitasato Univ. School of Medicine, Sagamihara, JPN) ,  IWAI Tomohisa (Kitasato Univ. School of Medicine, Sagamihara, JPN) ,  SAEGUSA Yoichi (Kitasato Univ. School of Medicine, Sagamihara, JPN) ,  IKEZAWA Tomoaki (Kitasato Univ. School of Medicine, Sagamihara, JPN) ,  GOSO Yukinobu (Kitasato Univ. Graduate School of Medical Sci., Sagamihara, JPN) ,  GOSO Yukinobu (Kitasato Univ. School of Medicine, Sagamihara, JPN) ,  ISHIHARA Kazuhiko (Kitasato Univ. Graduate School of Medical Sci., Sagamihara, JPN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 56  号： 24  ページ： 12122-12126  発行年： 2008年12月24日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,特に茶カテキンの効用に注目が集まっている。消化管における抗潰瘍作用が知られているが,正常な粘液細胞機能への効果についての情報は乏しい。そこで,独自に開発した抗ムチンモノクローナル抗体を用いて,ラットの胃腸粘膜中のムチンの量及び質に及ぼすカテキンの長期投与の効果を研究した。茶カテキン0.5%の投与は胃ではなく回腸のムチン含量を増加させた。ELISAも胃のムチンには顕著な質的変化はなく,回腸で選択的にスルホムチンが増加,シアロムチンが減少を示した。ELISAの結果は免疫組織所見とも一致した。これらの結果から,茶カテキンは回腸粘膜中の回腸ムチンの代謝を調節することが明らかになった。さらに回腸上皮細胞に焦点をあてて研究することにより,茶カテキンの効果についてのメカニズム解明が進むであろう。

シソーラス用語： ラット ,  粘膜 ,  茶 ,  *免疫組織化学 ,  抗潰瘍作用 ,  細胞 ,  *ムチン ,  モノクローナル抗体 ,  回腸 ,  ELISA ,  *フラボノイド ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  芳香族縮合化合物 ,  ポリオール ,  粘液細胞 ,  シアロムチン ,  *消化管 ,  ネズミ亜目 ,  バイオアッセイ
準シソーラス用語： *胃腸管

分類 (2件)： アルカロイドし好飲料  (FJ06030D) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (1件)： カテキン

タイトルに関連する用語 (4件)： ラット ,  胃 ,  腸管粘膜 ,  茶カテキン