特許
J-GLOBAL ID:200903000401178320

給湯用ヒートポンプサイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-425451
公開番号(公開出願番号):特開2005-180869
出願日: 2003年12月22日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】 専用バイパス回路を構成することなく簡素なサイクル構成にて除霜を行う。【解決手段】 制御装置8は、室外熱交換器5に発生した霜を取り除くための除霜運転として、可変絞り手段3eを所定開度まで開くと共に、給水ポンプ6を停止させている。 これによれば、エジェクタサイクルにおいて室外熱交換器5の除霜を行う場合、可変絞り手段3eを所定開度まで開くことにより、高圧側から流れてくる高温冷媒がエジェクタ3を通過して気液分離器4内に流入し、内部の液冷媒を加熱したのち室外熱交換器5へ流れることから、専用バイパス回路を構成することなく簡素なサイクル構成にて除霜の行うことができる。このとき、給湯用熱交換器2に給湯用水を供給する給水ポンプ6を停止させることにより、不要な給湯用熱交換器2での熱交換を抑えることができ、除霜能力が向上して除霜時間を短縮することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
冷凍サイクル内の冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離する気液分離器(4)と、 前記気液分離器(4)より気相冷媒を吸入し加圧して吐出する冷媒圧縮機(1)と、 前記冷媒圧縮機(1)で加圧された高温冷媒で給湯用水を加熱する水冷媒熱交換器(2)と、 前記水冷媒熱交換器(2)に給湯用水を供給する給湯用水供給手段(6)と、 前記気液分離器(4)より供給される液相冷媒と外気とで熱交換する空気冷媒熱交換器(5)と、 前記気液分離器(4)から前記空気冷媒熱交換器(5)の冷媒入口側に至る冷媒流路(R3)に設けられて所定の圧力損失を発生させる絞り手段と、 前記冷媒圧縮機(1)で加圧され前記水冷媒熱交換器(2)を経由して流入する高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるノズル(3a)、および前記ノズル(3a)から噴射する高い速度の冷媒流により低圧側に接続される前記空気冷媒熱交換器(5)で蒸発した気相冷媒を吸引し、その吸引した冷媒と前記ノズル(3a)から噴射する冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させて前記気液分離器(4)に流入させる昇圧部(3c、3d)、絞り開度を制御することにより高圧冷媒の圧力を制御する可変絞り手段(3e)を有するエジェクタ(3)と、 この冷凍サイクルの作動を制御する制御手段(8)とを備え、 前記制御手段(8)は、前記空気冷媒熱交換器(5)に発生した霜を取り除くための除霜運転として、前記可変絞り手段(3e)を所定開度まで開くと共に、前記給湯用水供給手段(6)を停止させることを特徴とする給湯用ヒートポンプサイクル。
IPC (3件):
F25B1/00 ,  F24H1/00 ,  F25B47/02
FI (8件):
F25B1/00 389A ,  F25B1/00 101E ,  F24H1/00 611A ,  F24H1/00 611W ,  F25B47/02 530B ,  F25B47/02 530L ,  F25B47/02 530S ,  F25B47/02 570W
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公平7-99297号公報
  • エジェクタサイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-150786   出願人:株式会社デンソー
審査官引用 (11件)
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