特許
J-GLOBAL ID:200903001052324663

高性能な膝プロテーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  村山 靖彦 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-563999
公開番号(公開出願番号):特表2006-511278
出願日: 2003年12月22日
公開日(公表日): 2006年04月06日
要約:
本発明は、膝プロテーゼ(100)に関するものであって、人間の膝関節の構造および機能をより忠実に模擬し得ることを特徴としている。これにより、特に、制御された態様でもって脛骨の内部回転を許容することによって、より自然な態様で膝をより大きく曲げ得るという利点と;自然のスクリューホームメカニズムを模擬し得るという利点と;脛骨と大腿骨とをより自然な態様で関節結合させ得るという利点と;をもたらす。好ましい実施形態においては、本発明による膝プロテーゼは、大腿骨部材(200)と脛骨部材との間に配置されたインサート(400)を具備している。インサートは、好ましくは、基端側方ベアリング表面(444)を特徴としており、これにより、膝を屈曲させた際に、脛骨を内部回転させることができる。
請求項(抜粋):
膝プロテーゼであって、 大腿骨の先端部上に適合し得るよう構成された大腿骨部材であるとともに、側方の顆構造と、中間の顆構造と、を備えているような、大腿骨部材と; この大腿骨部材の前記側方顆構造に対して協働し得るよう構成された側方基端表面と、前記大腿骨部材の前記中間顆構造に対して協働し得るよう構成された中間基端表面と、を備えてなる受領構造と; を具備している膝プロテーゼにおいて、 前記大腿骨部材が、前記側方顆構造の幾何学的構造が、前記中間顆構造の幾何学的構造とは、異なるものとされ、 前記受領構造が、前記側方基端表面の幾何学的構造と前記中間基端表面の幾何学的構造とが互いに異なるものとされ、これにより、実質的に0°という屈曲角度から実質的に130°という屈曲角度にまで膝を屈曲した際に、前記大腿骨部材に対して脛骨が内部回転することを補助し得るようになっていることを特徴とする膝プロテーゼ。
IPC (1件):
A61F 2/38
FI (1件):
A61F2/38
Fターム (7件):
4C097AA07 ,  4C097BB01 ,  4C097CC01 ,  4C097CC03 ,  4C097CC12 ,  4C097CC17 ,  4C097SC08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 米国特許第6,246,697号明細書
  • 米国特許第6,325,828号明細書
審査官引用 (9件)
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