特許
J-GLOBAL ID:200903001887602036
内燃機関の燃料噴射制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-347493
公開番号(公開出願番号):特開平11-182292
出願日: 1997年12月17日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 始動時に第1回目の噴射燃料から確実に燃焼させる。【解決手段】 冷却水温に基づいて気筒内の混合気が燃焼可能な空燃比範囲を推定する(ステップ200)。この後、エンジン停止中に燃料噴射弁から漏れた燃料の総量を推定し(ステップ300)、漏れた燃料のうち1つの気筒内に吸入される漏れ燃料吸入量を推定する(ステップ400)。この後、漏れ燃料吸入量を考慮して、始動時の吸入混合気の空燃比が始動時可燃範囲内となるように始動時の燃料噴射量を算出する(ステップ500)。この始動時燃料噴射量で、第1回目の燃料噴射から各気筒の吸気行程に同期させて燃料を噴射する。この後、第1回目の噴射燃料の燃焼状態を判定し、その判定結果に基づいて、次回の始動時の燃料噴射量算出に反映させる補正値を学習する(ステップ600)。これにより、始動時に第1回目の噴射燃料から確実に燃焼させる。
請求項(抜粋):
内燃機関の各気筒毎に燃料噴射弁から燃料を噴射する内燃機関の燃料噴射制御装置において、始動時に気筒判別して第1回目の燃料噴射から吸気行程に同期した燃料噴射を行う噴射時期制御手段と、始動時に第1回目の燃料噴射により気筒内に供給される混合気(以下「第1回目の吸入混合気」という)が燃焼可能な空燃比の範囲(以下「始動時可燃範囲」という)を少なくとも冷却水温情報に基づいて推定する始動時可燃範囲推定手段と、機関停止中に前記燃料噴射弁から漏れた燃料が1気筒内に吸入される量(以下「漏れ燃料吸入量」という)を推定する漏れ燃料吸入量推定手段と、前記漏れ燃料吸入量推定手段で推定した漏れ燃料吸入量を考慮して始動時の第1回目の吸入混合気の空燃比が前記始動時可燃範囲となるように第1回目の燃料噴射量を算出する始動時噴射量算出手段と、を備えていることを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/06 330
, F02D 41/04 330
, F02D 41/34
FI (3件):
F02D 41/06 330 Z
, F02D 41/04 330 L
, F02D 41/34 N
引用特許:
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