特許
J-GLOBAL ID:200903001914866644

能動型流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-371550
公開番号(公開出願番号):特開2005-133862
出願日: 2003年10月31日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
【課題】 加振板に対するアクチュエータのアーマチャの相対位置にバラツキがあっても、それら加振板とアーマチャを連結する連結ロッドを容易に組み付けることが出来ると共に、アクチュエータによる加振駆動力を、安定して且つ効率的に及ぼすことの出来る、新規な構造の能動型流体封入式防振装置を提供すること。【解決手段】 アーマチャ100に挿通孔104を設けて該挿通孔104に駆動ロッド78を遊挿状態で挿し入れ、該駆動ロッド78の突出先端近くに設けた係止部120によって軸方向で係止すると共に、該係止部120を該アーマチャ100に対して軸直角方向の滑り変位を許容し得るように弾性的に押し付ける付勢手段124を該アーマチャ100に組み込んだ。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結し、該本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入されることにより該第一の取付部材と該第二の取付部材の間への振動入力時に該本体ゴム弾性体の弾性変形に基づいて圧力変動が生ぜしめられる振動作用室を形成すると共に、該振動作用室の壁部の別の一部を加振板で構成して該加振板を該第二の取付部材に対して支持ゴム弾性体で変位可能に弾性支持せしめる一方、該加振板に駆動力を及ぼして該加振板を加振変位せしめることにより該振動作用室を圧力制御するアクチュエータを、該加振板を挟んで前記振動作用室と反対側に配設した能動型流体封入式防振装置において、 前記第二の取付部材に対してコイルを固定的に取り付けると共に、該コイルの中空孔にアーマチャを軸方向で変位可能に組み込んで、該コイルへの通電により該アーマチャが前記加振板の加振変位方向に駆動変位せしめられるようにすることによって前記アクチュエータを構成する一方、該加振板から該アーマチャに向かって駆動ロッドを突設すると共に、該アーマチャに対して軸方向に延びる挿通孔を設けて該挿通孔に該駆動ロッドを遊挿状態で挿し入れ、該駆動ロッドの突出先端部分において該アーマチャに係止されて該駆動ロッドの該アーマチャからの該加振板側への抜け出しを阻止する係止部を設けると共に、ゴム状付勢体を該加振板と該アーマチャの間に配設して、該ゴム状付勢体の付勢力によって該係止部を該アーマチャに対して軸直角方向の滑り変位を許容し得るように弾性的に押し付けて該駆動ロッドを該アーマチャから該加振板に向かって突出した状態に位置決め保持する付勢手段を該アーマチャに組み込んだことを特徴とする能動型流体封入式防振装置。
IPC (5件):
F16F13/06 ,  B60K5/12 ,  F16F13/10 ,  F16F13/26 ,  F16F15/02
FI (5件):
F16F13/00 620U ,  B60K5/12 F ,  F16F15/02 B ,  F16F13/00 620D ,  F16F13/00 630C
Fターム (13件):
3D035CA05 ,  3J047AA15 ,  3J047CA01 ,  3J047CB10 ,  3J047CD11 ,  3J047FA02 ,  3J047FA03 ,  3J048AA02 ,  3J048AC04 ,  3J048BA18 ,  3J048BE01 ,  3J048CB21 ,  3J048EA01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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