特許
J-GLOBAL ID:200903003714561272

3相交流電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-256933
公開番号(公開出願番号):特開平10-108500
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】インバ-タの最大出力電圧に対して制御余裕を確保するのに、必要にして十分以上の電流を流すことに起因した、インバ-タおよび交流電動機の損失の増大を防止する。【解決手段】 永久磁石界磁同期電動機の制御装置1は、電圧最大値発生部2とトルク指令発生部3と磁束成分電流指令演算部4とトルク成分電流指令演算部(a)5と回転角速度演算部6と実トルク演算部(a)7と電圧ベクトル演算部8と極座標変換部9と3相電圧指令演算部10とで構成される。
請求項(抜粋):
3相交流電動機の制御装置において、回転角速度演算部と、実トルク演算部と、電圧最大値指令発生部と、トルク指令発生部と、磁束成分電流指令演算部と、トルク成分電流指令演算部と、電圧ベクトル演算部と、極座標変換部と、3相電圧指令演算部とを備え、回転角速度演算部では電動機回転子の回転角を入力として回転角速度を出力し、実トルク演算部では電圧指令演算部より出力される電圧ベクトルの大きさ指令値および電圧ベクトルの位相指令値と電動機の磁束成分電流およびトルク成分電流を入力として、実トルク演算値を演算、出力し、電圧最大値指令発生部では電圧最大値指令値を出力し、トルク指令発生部はトルク指令値を出力し、トルク成分電流指令演算部では、前記トルク指令発生部より出力されるトルク指令値と前記実トルク演算部より出力される実トルク演算値を入力として、トルク成分電流指令値を演算、出力し、磁束成分電流指令演算部では前記電圧最大値指令発生部より出力される電圧最大値指令と前記トルク成分電流指令演算部より出力されるトルク成分電流指令値を入力として、磁束成分電流指令値を演算、出力し、電圧ベクトル演算部では、前記磁束成分電流指令演算部より出力される磁束成分電流指令値と前記トルク成分電流指令演算部より出力されるトルク成分電流指令値と、磁束成分電流と、トルク成分電流と、前記回転角速度演算部より出力される回転角速度を入力として、インバ-タの出力すべき電圧ベクトルのトルク成分電圧指令値および磁束成分電圧指令値を演算、出力し、極座標変換部では前記電圧ベクトル演算部より出力されるトルク成分電圧指令値および磁束成分電圧指令値を入力とし、トルク成分電圧指令値および磁束成分電圧指令値を成分とする直交座標系ベクトルを、電圧指令ベクトルの大きさ指令値および電圧ベクトルの位相角指令値を成分とする極座標系ベクトルに変換し、電圧指令ベクトルの大きさ指令値および電圧ベクトルの位相角指令値を出力し、3相電圧指令演算部では前記電圧指令演算部より出力される電圧指令ベクトルの大きさ指令値および電圧ベクトルの位相角指令値を用いて、3相電圧指令値を出力することを特徴とする3相交流電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 7/63 302
FI (2件):
H02P 5/408 C ,  H02P 7/63 302 N
引用特許:
審査官引用 (19件)
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