特許
J-GLOBAL ID:200903003996558902

磁気特性の優れた方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-316238
公開番号(公開出願番号):特開平10-158740
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】ヒステリシス損および渦電流損が共に低く磁束密度の高い方向性電磁鋼板を、高温のスラブ加熱や脱炭焼鈍を用いないで、低コストで安定して製造する方法を提供することにある。【解決手段】C:0.01%以下、Si :2.5 %を超えて4%以下、Mn :1.5〜4%、sol.Al :0.003 〜0.03%、N:0.001 〜0.01%を含み、かつ、Si とMn が、Si (%)-0.5 ×Mn (%)≦2の関係を満たし、残部はFe 及び不可避的不純物からなる組成のスラブを、熱間圧延のまま、または熱間圧延後に焼鈍した後、均熱温度:860 〜940 °C、均熱時間:5〜180 秒の範囲の中間焼鈍をはさむ2回の冷間圧延を行ない、加熱速度:1°C/秒以上、均熱温度:900 〜980 °Cである一次再結晶焼鈍と、800 〜1050°Cで均熱する仕上焼鈍を施す方法。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.01%以下、Si :2.5 %を超えて4%以下、Mn :1.5 〜4%、sol.Al :0.003 〜0.03%、N:0.001 〜0.01%を含み、かつ、Si とMnが、Si (%)-0.5 ×Mn (%)≦2の関係を満たし、残部はFe 及び不可避的不純物からなる組成のスラブを、熱間圧延のまま、または熱間圧延後に焼鈍した後、中間焼鈍をはさむ2回の冷間圧延を行ない、さらに一次再結晶焼鈍および仕上焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法であって、その中間焼鈍の均熱温度が860 〜940 °C、均熱時間が5〜180 秒、一次再結晶焼鈍の加熱速度が1°C/秒以上、均熱温度が900 〜980 °C、仕上焼鈍の均熱温度が800 〜1050°Cであることを特徴とする、磁気特性の優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/16
FI (5件):
C21D 8/12 B ,  C21D 9/46 501 A ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/16 B
引用特許:
審査官引用 (21件)
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